翻訳の仕事についての情報です。

CMSとデータベースの関連性

CMSはコンテンツマネージメントシステムと呼ばれ、ホームページの管理システムとして広く利用されてきています。コンテンツマネージメントシステムの仕事は、ホームページのマルチデバイス対応や利用者とのメールでのやりとりを迅速に行なったり、画像や動画、文章などを管理することです。そのため、小規模のホームページの場合はファイルでの管理が行われることが多いですが、ファイルの数が増えすぎても問題があるのでデータベースの利用が行われます。データベースを利用すると大げさな感じがしますが、ファイルで扱うよりもデータベースでの管理のほうが転送速度の早さは検索の早さで利点が多いと言われています。データベースで利用が多いのがMySQLとPostgresqlです。どちらもオープンソースソフトウエアであり、利用についてはコストがかからず、市販のDBと同等以上の速度があると好評です。CMSもオープンソースソフトウエアなのでホームページ関連のソフトウエアは作成以外はすべてオープンソース・ソフトウェアが利用できると言われています。データベースの利用についてはインストールや管理が大変という印象を持つ方が多いですが、インストールはOSの機能でコマンドひとつで行えるようになっています。特にLinuxの場合はMySQLやPostgresSQLが最初からインストールされていることが多く、Windowsの場合もSqlServerがプリインストールされていることも珍しくなくなっています。また、インストールせずに利用できるSQLiteを利用するCMSも増えており、手軽に利用できるように変わってきています。CMSの機能で重要な一つがコンテンツのバージョン管理です。コンテンツは日々更新される場合があり、同じ記事でも日によって文言を変えたり、修正したりと同じファイルでもどんどん増えていく傾向があります。CMSのバージョン管理ではこれらのファイルの差分を取り、更新されるたびにバージョンを付与して保存していきます。数日前のあのファイルに戻したいという場合もすぐに対応が可能となっています。また、画像や動画については自動で複数のファイルフォーマットやサイズに変更する機能も追加でき、デバイスごとに表示を変えて配信することが可能となってきています。特にスマートフォンの場合は画面サイズが複数あることもあり、マルチデバイスに対応するCMSは重宝されています