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オープンソースのCMSを賢く使うには

CMSを利用するためには、まず本体を手に入れなければなりません。有料のものもありますが、コストを抑えたければオープンソースを利用するのはよい方法です。オープンソースというと、無料で使う事のできるものだと考えてしまいがちですが、実はそうではありません。利用するにはいくつかの要件を満たさなければならないのです。具体的には、著作権を守りながらソースコードを公開できるライセンスという意味になります。つまり、無料で使う事はできますが、作者が著作権を放棄するわけではありません。ですから、勝手に改編してそれを販売すると言ったことはできないと考えておきましょう。改編を加えて派生物を作って公開することは可能ですが、その場合には元の作者の著作権を表示しなければなりません。自分だけで作ったものだと偽ることは禁止されていて、最初の作者が作ったということを示さなければならないのです。このようにいくつかの要件はありますが、これらを満たせば利用には問題がありません。しかし、オープンソースであると言うことから基本的には保証はありません。もしも想定外の動作をした事が原因で何らかの損失を発生させた場合であっても、原作者はそれを保証する必要はないのです。注意しておかなければならないことはあるのですが、これらを解決するためにはユーザ数の多いものを選ぶのが良いです。ユーザ数が多ければ、CMSの不具合が見つかる可能性が高くなりますし、それによって修正が迅速に行われます。あまり無名のものであれば情報収集すら難しいこともあるのです。オープンソースのCMSでは、欲しい機能を追加しやすいというメリットがあります。コンテンツとデザインとが切り離されていますし、インターフェースやビューなども別のものとして扱われています。ですからウェブサイトの運用の知識があまりなくても使うことができるというメリットがあります。オープンソースというと、有料のものに比べると機能面で劣っていると考える人も多いのではないでしょうか。欲しい機能は有料のものに敷かないと言うこともあり得ることなのですが、全体として見た場合には有料だから優れていると言うこともありません。ただ、メンテナンスは自分で行わなければならないというデメリットはあります。もしも不具合が発生した場合には、それに自分で対処しなければなりません。また、運用するためのメンテナンス費用は必要ありませんが、初期費用はかかります。