翻訳の仕事についての情報です。

CMSの組み込みで気をつけたいこと

CMSは大規模なホームページやブログでは必須のソフトウエアの一つです。CMSはコンテンツマネージメントシステムとも呼ばれコンテンツの管理が主な仕事です。ホームページやブログでのコンテンツとは画像や動画だけではなく、文章自体もコンテンツです。CMSの機能として画像や動画の自動変換があります。現在のホームページやブログはマルチデバイス対応が必要ですが、デバイスによって表示できる画像フォーマットやサイズが異なることが多く、動画の場合は圧縮をうまく設定しないと表示に時間がかかったり、一時停止が多いなど視聴に耐えないということも少なくありません。そこでCMSでは画像や動画をデバイスごとに用意しなくても、一つのファイルから複数のフォーマットやサイズに自動で変換する機能がついていることが増えています。マルチデバイス対応では文章は組版で設定が比較的簡単にできますが、画像や動画の扱いは難しいと言われてきたので機能として組み込まれていると喜ばれることが多いようです。CMSのホームページヘの組み込みについては新規の場合は問題が少ないですが、既存のホームページやブログでは難しいことが多いようです。CMSの組み込みはベースの入れ替えに近いため、熟考が必要なことも多いようです。コンテンツマネージメントシステムを組み込み済みのホームページと利用していないホームページとの一番の違いは複数人での管理のしやすさです。大規模なホームページの場合、一人でホームページをすべて管理することは現実的ではなく、複数人で分担することが一般的です。複数人で作業をする際に重要なのがファイルの管理ですが、コンテンツマネージメントシステムではバージョン管理が備わっているのでファイルの差し替えや差し戻しも自由にでき、また、更新履歴が残ることもあって責任範囲が明瞭化されると期待されています。また、マルチデバイス対応などこれまで面倒だった部分が機能として搭載されているのでコンテンツマネージメントシステムに合わせた文章の作成などに集中することができ、より、コンテンツを充実させ、コンテンツのレベルを向上させるのに注目できると好評です。ブログでのコンテンツ管理においてもシステムは重要になってきており、コメントへの自動返答や、コメントから質問集の作成を自動化する、SEO対策としてキーワードを自動抽出するなど、これまで人の手で行ってきたことが自動化できるので導入が広がってきています